[ショップインタビュー]おおはしワインさま

「おちゃのこネット」をご利用いただいているお店さまにネットショップ運営のコツをインタビューさせていただいておりますので、内容をご紹介させていただきます

集客で大事なこと

おおはしワインさんが日頃の販促活動として大事になさっていることは、なんといってもメルマガです。最近はLINEで顧客を囲い込む動きも当たり前になりつつありますが、それでもネットショップがお客さまとコミュニケーションを取る手段は今でもやっぱりメールなんですよね。そしてショップオーナーさんがやろうと思っても結局サボりがちなのが、このメルマガを打つ、ということ。昔からネットショップ運営の基本ともいえるメルマガですが、気がつけば「この前メルマガ出したのいつだっけ?」なんてことになりがち。毎日お客さまへの問い合わせ回答や決済や発送なんかをやっていると、ついつい後まわしになりがち。で、売上上げるために広告予算の追加なんかを考えちゃうんですが、ここで一旦手を止めて、本当に効果的でコスパのいい販促手段を思い返してみましょう。そう、あなたの目の前には、結構な数のお客さまが財産として積み上がっているんですよね。そしてメールを送るのはタダ。これはモールではなく、自社サイトでお店を運営している大事なメリットでもあります。そう考えると、使わない手はありませんよね。

おおはしワインさんは、上手にメルマガをお使いになっているんですよね

メルマガの運用

おおはしワインさんは、なんと二日に一通のペースでメルマガを発行なさっています。これは驚き。宛先数は2500件ほどだとか。これを欠かさずにもう25年も続けてらっしゃるのですから、その努力に頭が下がります。「メルマガ出さないとピタッと売上が止まるんです」と仰ってますので、やった労力分は売上に反映している、努力は裏切らない、とも言えます。ご新規は100名中3、4名ほどの比率とのことですので、殆どがリピーターさんで構成されているというのもうなずけますね。

販促のコツ

他にも貴重なノウハウを幾つもお話し手いただいています。おおはしワインさんのお店の特徴として、お酒は他のお店でも扱える商材でオリジナル性に欠ける、というところがあります。これは商売としては結構厳しい前提だと思います。その中でもおおはしワインさんは、「選ぶ愉しみ」を大事にされています。お酒の売り方としてよく耳にするのが”セット売り”なんですが、おおはしワインさんは「よそでやってることはやらない」ことで独自性を出してらっしゃるのだとか。その分たくさんあるワインの中からマメにメルマガで商品をピックアップしてご紹介しておられ、取り扱いアイテム数は3000以上に上るのだとか(インタビュー当時。今はもっと増えてらっしゃるご様子)。それだけ多くのアイテムの情報を集めるだけでも大変だと思いますが、そこはやはりワインに愛情を持ってらっしゃるからこそできるんですよね。だから「お客さまから教えていただく」ことも大事にしてらっしゃると仰っていました。お店側の独り善がりに陥らない姿勢がいいですね

他に大事にしてらっしゃることとして、「お店としての賑わい感を出す」ことがあります。具体的には、結構頻繁にセールをなさっています。お勧めワインも更新することで、繰り返しお店を訪れる理由を作ってらっしゃいます。この”賑わい感”って凄く大事なことだと他でも聞いたことがあります。結局お店の運営に掛ける手間を惜しまない、ということですよね。それができるのは、やはり商品やお店に愛情を持ってらっしゃるからこそ、だとも感じました。

「コツコツやること。他にありませんよね」とのお言葉が響きました

インタビューありがとうございました!